パワハラ・モラハラ

仕事が辛く、精神科医から転職したくなった最大の原因は、上司のパワハラモラハラでした。
おまけに、その上司というのが、当時働いていた零細中小企業の社長であった事が、さらに厄介でした。
年齢は60くらいなのですが、田舎のガキ大将みたいな性格の社長で、俺様気質満載、異常な自意識過剰、ナルシスト、子分を従えるのが大好き、
逆に、自分に逆らう者には容赦なく制裁を与え、罵り、罵倒するタイプの人間でした。
さすがに、当時20代前半であった私や超若手に、直接的にそのような行為をすることはありませんでしたが、
私の上司や先輩には容赦がなかったです。
部下の前で大声で廊下に立たせて叱責し、本人が社内にいない際は、言葉の暴力満載の電話で1時間以上拘束、
それでも社長本人の気が済まない際は、夜、叱られ残業と、休日の叱られるための出勤。
日に日にやつれていく上司を見て、本当に最悪な会社だと思いました。
自分自身に直接的被害こそありませんでしたが、見ていて本当につらかったです。


●昔の正社員時代の苦労

 10年前、仕事がまだ近所の支所があった時代、その支所は、8人体制で勤務していました。1人が支所長で7人を金融係4人と経済係3人に分けてありました。労働時間が長く基本は8時間労働だったんですが、会議や残業も長く厳しい時期でした。職場の人間関係もまあまあだったけど僕の経済の仕事のほうは、係長が厳しく、いつも怒られてばかりでした。ものを言い過ぎる係長は、指示も難しく初心者だった自分にはとても辛い仕事でした。仕事も多く、棚卸しも多かったです。達成率なども厳しく、配達も家に配達するだけではダメだとかその家を把握してノルマを達成してきなさいとかそういったことに耐えかねていました。さらに配送中に青年部の畑を見に行って虫や病気になっていないか確認してこいと言われるのが当たり前だった気がします。
 言葉を係長がかけるとそれに対しても怒鳴られたときもすみませんといって何もいえなくなることもありましたが、それじゃダメだ他に良い言いまわしができないとダメだといつも叱責され、支所でも配達が係長だといつも怒られてばかりで言い回しやノルマの把握を部落全体を把握しておかないとダメだと冷たく言われてました。部落を覚えるだけではダメだノルマになりそうなところは把握して当たり前だろう、達成するならなんでもあるんだ、ソーラーの壊れたりそういうのも見て来いとかさんざん指摘がすごかったです。まだ支所に配属されて3ヶ月くらいになって言われていたことです。
 そこまで言われるとかなりその職場が嫌になって、精神科医のお世話になったり、さらに追い討ちをかけるように飲酒会があって酒を勧められ、飲酒体罰をかなり厳しく受けていました。飲酒体罰もハードで深夜の3時まで仕事の飲み会があって、その翌日も平気でいろとか、酒を飲んだくらいで仕事に遅れる奴がなんでだと怒られて、ある日思ったんです。飲酒で病気になるくらいならもう少し専門職を探したい。と思うようになったんです。係長は、職場をやめられると思うなよが口癖でした。しかし今になってその職場をやめてよかったです。現在は、パソコンの入力作業です。A型就労ですが今後の展開もいいように見えつつあるし、前の職場より良い職場もありそうです。今のように病気を回復して言って調子をとっておいてよかったと思い今度の職業は良い感じになるように頑張っていきたいです。

精神科医師 転職